夢幻転生 ~龍希と小虎と戦国ゾンビ~
ヒロモト森一
居酒屋「風林火山」の娘・武田小虎と酒店「越後や」の息子・上杉龍希は、460年目の“川中島の戦い”を日々繰り返していた。そんな「喧嘩するほど何とやら」なふたりの前に、突然ゾンビ武者が現れ……。伝家の宝刀を手に謎のゾンビ武者軍団と戦う高校生コンビの活躍を描くオールカラー・デス・バイオレンス・アクション!!
初めまして、ヒロモト森一です。「人間五十年、化天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり。一度 生を享け、滅せぬもののあるべきか〜」と、呟いて49歳で天に召された織田信長に想いを廻らせながら描いています。僅か429年前の暗殺事件から始まる物語。愉しんで貰えたら幸いです。
神戸は生ける屍で埋まり、逃げ惑う人々は次々にゾンビ化していた。一方、結界と七宝刀の力で二重の守護されていたはずの関東にも、西から不穏な気配が忍び寄っていた。そして、あっけなく中野警察に逮捕された3人の墜武者は……。
3体のゾンビに狙われた小虎を救ったのは、謎の双子と一つ目の巨人だった。一 方、騎馬ゾンビを追って東征する毛利ハルカと影武者の弓の助は、 音信不通となっている近畿地方に足を踏み入れる。神戸の湾港地帯 でハルカたちが目にしたものは……!?
広島で騎馬ゾンビを追う毛利ハルカを救ったのは、毛利の影武者・弓の助だった。一方、何やら波乱含みの龍希と小虎の関係は、姫子の登場でさらにフクザツに……! そこへ高円寺の闇を徘徊し、血肉を得た3体の死人が現れる!!
伝家の宝刀から出現した武田の影武者・音光丸が眠りについた頃、広島では復活した赤穴光清が長駆東へと出立した。光清による殺戮を目撃した婦警・毛利ハルカは追撃を始めるが……。一方、小虎の身に3体の影が迫っていた!!
湖岸にそそり立った城から怨嗟の電波が発信され、暗黒地帯と化した関西以西で も死人の軍勢が出現していた。遠く東で甦った何かを討つべく、行軍を始める墜武者たち。一方、高円寺で抜けずの宝刀から出現した【影武者】に小虎は……。
- 武田小虎(たけだ ことら)
高円寺にある居酒屋「風林火山」の看板娘。幼なじみの龍希とは喧嘩が絶えない。家には【来國長】という“抜けない”宝刀が伝わっている。 - 上杉龍希(うえすぎ りゅうき)
高円寺で「風林火山」と軒を並べる酒店「越後や」のひとり息子。こちらには上杉家に伝わる“抜けない”宝刀【小豆長光】が……。 - 川中島博士(かわなかじま ひろし)
「風林火山」と「越後屋」の間の路地の先に住んでいる、ふたりの幼なじみ。喧嘩の仲裁役でヘヴィな歴史オタク。 - 毛利ハルカ(もうり はるか)
広島市内を警ら中に骨の騎馬武者に遭遇し、追撃を始めた婦警。「女のくせに」と言われると豹変するらしい。 - 壇ノ浦姫子(だんのうら ひめこ)
小虎のクラスメイト。男勝りの小虎とは真逆の、女子力たっぷりな女の子。どうやら龍希に興味があるようだが……。


















